初心者から上級者まで使える「神ラッカー塗料」厳選5選+α
はじめに
ガンプラやプラモデルの塗装を始めたばかりの頃、誰もがぶつかる壁があります。それは「塗料の種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」という悩みです。
似たような色が各メーカーから発売されており、結局どれが一番使いやすいのか、綺麗に仕上がるのか、判断に迷ってしまいますよね。
そこで今回は、数ある塗料の中から「これを持っておけば間違いない」「作品のクオリティが劇的に上がる」という、おすすめのラッカー塗料を厳選してご紹介します。基本の色から、プロが使う「隠し味」的な塗料まで、実際に使って良かったものだけをピックアップしました。
塗装の基本にして“主役”の白
ガイアノーツ:Ex-01 Ex-ホワイト
まず最初に揃えるべきは、何と言っても「白」です。ガンプラにおいて白は、メイン装甲色としてだけでなく、他の色を作る際のベース(調色)としても最も使用頻度が高い色です。
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おすすめ理由: 混じりけのない純粋な白で、隠蔽力(下地を隠す力)と発色のバランスが抜群です。癖がなく非常に使いやすいため、多くのモデラーが常備しています。
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プロの活用術: メインの塗装はもちろん、薄く希釈して吹き付けることで、ビームサーベルのグラデーション表現やアクセントとしても活用できます。塗料棚の「主役」と言っても過言ではない一本です。
黄色の表現が変わる!鮮烈なオレンジ
ガイアノーツ:VO-03 ビビッドオレンジ(バーチャロンカラー)
ガンダムタイプなどの「黄色」パーツの塗装、なんとなく普通のイエローを使っていませんか? 実は、この「ビビッドオレンジ」を使うと、見違えるほど美しい仕上がりになります。
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おすすめ理由: 黄色系の塗料は発色が難しいものが多いですが、この色は非常に発色が良く、鮮やかです。
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プロの活用術: RGニューガンダムなど、黄色いパーツの代わりとしてこのオレンジを使うと、おもちゃっぽさが消え、引き締まった印象になります。黄色系等の塗装で「色が乗らない」「安っぽい」と悩んでいる方にこそ試してほしい色です。
メッキでも普通の銀でもない、絶妙な輝き
フィニッシャーズ:クロームシルバー
シルバー塗装において、「メッキだとギラギラしすぎて安っぽい、でも普通のシルバーだと輝きが足りない…」と感じたことはありませんか? その悩みを解決するのがこの塗料です。
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おすすめ理由: 重厚感と輝きを両立しており、非常に上品な金属感を演出できます。
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プロの活用術: 武器、バーニア、シリンダーなどのワンポイント塗装に最適です。また、キャンディ塗装の下地としても優秀。さらに、サイコフレームなどのクリアパーツの裏側から吹くことで、透明感を維持したまま美しく光らせることができます。
塗料界の「味の素」? 隠し味のピンク
ガイアノーツ:No.102 蛍光ピンク
「え? ピンクなんてビームサーベル以外に使わないでしょ?」と思った方、実はこれがベテランモデラーの秘密兵器なのです。
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おすすめ理由: この塗料の真価は、単色塗りではなく「調色(色の混ぜ合わせ)」で発揮されます。
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プロの活用術: 他の色を作る際、この蛍光ピンクをほんの数滴(ごくわずか)混ぜてみてください。料理で言う「うま味調味料(味の素)」のように、本来の色味を引き立て、鮮やかに発色させる効果があります。 例えば、グレーを作る際に少し混ぜると、単なる灰色ではなく深みのある色になります。「とりあえず少し入れておけば色が良くなる」魔法のような塗料ですが、入れすぎには注意してください。
重厚感あふれる「本物」のゴールド
フィニッシャーズ:赤金(アカキン)
ゴールド塗装は「思った色と違う」という失敗が多い色です。黄色すぎたり、軽すぎたり…。もし、高級感のあるゴールドを求めているなら、これが正解です。
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おすすめ理由: 名前の通り少し赤み掛かったゴールドで、百式のような深みのある金色の表現に最適です。
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プロの活用術: 必ず下地に「黒」を塗ってから吹き付けてください。バーニアやノズルなどの内部メカのワンポイントに使うと、作品全体がグッと引き締まります。鈍く、しかし確実に主張するその輝きは、一度使うと病みつきになります。
【番外編】仕上げを変える革命的つや消し
GSIクレオス:Mr.カラーGX GX114 スーパースムースクリアー
最後に、塗装の仕上げに欠かせないトップコート(つや消し)の革命児を紹介します。
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従来品との違い: これまでのつや消し塗料は、戦車などのスケールモデル向けに粒子が粗く作られており、表面がザラザラしがちでした。しかし、この「スーパースムースクリアー」はフッ素を配合しており、粒子が非常に細かくなっています。
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ガンプラに最適な理由: 「しっとり」とした滑らかなつや消し面になり、まるでアニメの劇中作画のような質感を再現できます。
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機能的なメリット: 表面が滑らかになる(摩擦抵抗が減る)ため、アクションポーズをとらせてパーツ同士が擦れた際にも、塗装ハゲや傷がつきにくくなります。質感向上と塗装保護を同時に叶える、まさに「永久保存版」のトップコートです。
まとめ
今回は、ガンプラ塗装に役立つおすすめのラッカー塗料をご紹介しました。
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基本の白: Ex-ホワイト
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鮮やかな黄: ビビッドオレンジ
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絶妙な銀: クロームシルバー
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調色の隠し味: 蛍光ピンク
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重厚な金: 赤金
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最高の仕上げ: スーパースムースクリアー
塗料選びを変えるだけで、作品の完成度は大きく変わります。気になった色があれば、ぜひ次回の制作に取り入れてみてください。
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